うどのもり
富山の山あいの村でうどの世話をする農家のサイト
うど農家 うどのもり
”うどのもり”は、富山の山あいのむら南砺市利賀村でやまうどを栽培する農家です。
地元の山林に自生する天然のやまうどを手本に休耕地をやまうどの生育に適した自生地に近い条件に整え天然ものと同等の品質を目標として栽培を行い、やまうど特有のさわやかな香りと独特の風味と食感を世の中に広めたいと思い、2019年(令和元年)に天然のやまうどから採った種を播き今日まで育ててきました。
ゴマ粒大のやまうどの種を芽出しし、ポリポットに植え替えて1年経過した苗。やまうどは寒さにも暑さにもに弱いため苗の定植は霜が降りて休眠したあとから雪解け後の早春にかけて、もしくは芽吹いた後の苗は梅雨入り頃までに定植するようにしています。うどの根は地下50cm以上にも伸びます。いかにたくましい根を育てるかに栽培の結果が左右されます。
9月~10月にかけて実る天然のやまうどの実生。種はゴマ粒のような大きさで、実1個につき5粒入っています。
7~8月にかけて花が咲いた後、実が成ります。一度に全て熟さず順を追って熟していきます。鳥や動物に食べてもらって少しでも広い範囲に種を広めようというやまうどの生存戦略によるもののようです。
ご覧のように周辺を山に囲まれた山間(やまあい)のむらでやまうどを育てています。
「うどのもり」という名称には「うどの世話をする」もりと「うどをたくさん増やしてもりのようにしたい」というもりの2つの意味があります。恵まれた自然環境ときれいな水と空気の中で育てたやまうどを世の中に広めることで健康で豊かな生活を送る方が増えることが「うどのもり」が世の中に提供できる付加価値であると考えています。
苗の定植から2か月ほど経った畑の様子です。「うどのもり」の方針として草生栽培を基本し人工的な資材を極力使用しないことを心がけています。様々な種類の植物と混植状態で栽培することで土壌中の微生物の種類の偏りを防ぐことにつながるという考えのもと、多年草であるやまうどの連作による病気の発生を予防することが狙いです。また、伸びてきたやまうど以外の植物の地上部を定期的に刈り、畝の上に敷き詰めることで畝の乾燥を防ぎ、土壌微生物が乾燥によって死滅することを防ぐと共にそれらの有機物が土壌微生物に分解されていくことにより土壌をより肥沃な状態に変化させていくことが狙いです。
近隣の林道に落ちていた様々な種類の広葉樹の落葉と
地元建設会社様のご厚意によって頂いた合掌造りの葺き替え作業で発生した古カヤです。
畝の土の上に敷き詰めることで土壌を適度に保湿して土壌微生物の活動を助け、畑に有機物を補給します。
新緑の時期のうど畑の様子です。県道利賀河合線にほど近い利賀川沿いに位置しています。
やまうどの魅力
MAP
【うど農家 うどのもり】
須河 優 (すがわ まさる)
【住所】
〒939-2516
富山県南砺市利賀村坂上1182
(地図上の所在地は1102番地付近です)
【電話番号】
(固定)0763-68-2420
(携帯)090-3298-5630
お電話にてお問い合わせの方はお手数ですが携帯電話の方にご連絡いただけると大変助かります。
【e-mail】udonomori.sugawa@gmail.com
【販売サイト】うどのもりストア